著:時雨沢恵一
電撃文庫。
何気に最終巻?
一応続きは書けるけど書く予定は今のところないという曖昧な感じらしいですが。
舞台は列車ということで、またも「アリソン」を彷彿とさせる展開。
でも、合計6冊も使ったわりに最後まで内容が薄い作品だったなぁ。
最後の最後までアリソン大活躍だったりしたし……
トレイズも頑張ってはいたけど、むしろあのラスボスは色々とがっかりすぎるし(何)
シリアスなストーリーのはずなのに、ギャグ100%な印象しか残らなかった。
というか、やっぱり時雨沢さんは”アリソン”の子供達の話を書きたかっただけなんだろうね。
個人的にはアリソンはアリソンでとりあえず置いといて、リリアとトレイズの物語を読んでみたかっただけにそこに最初から相違があったのがイマイチ楽しめなかった原因かなぁ。
何もかもがアリソン(とヴィル)ありきで動いてるのが何ともなぁ。
ただでさえ存在感ありすぎるのに、出番自体が多かったら、そりゃ主役の影が薄くなっても仕方ない。
ラストの王子観察記は正直なところ「ここでこれを持ってくるのは卑怯だなー」と思いつつも、それでもこれはいいなぁと思ってしまうのが悔しい!
この手の残された物にはとことん弱いんですよ。
ともあれ、結局は「アリソン」外伝で終わってしまったのが勿体無いの一言に尽きるかと。
もっとやりようはあったんじゃないかと思うんですけどねぇ……
「アリソン」とセットじゃなかったら、ぶっちゃけこんなつまらない作品もないですよ(爆死)
まぁ、それだけ「アリソン」という作品が偉大すぎるってことでもあるんですけどね。