
「終わる世界、終わらない夏休み~芹沢和也の終末~」
ファミ痛文庫。 (→amazon →bk1)
タイトル買い。
あとがきで作者も触れてますけど、某「CROSS†CHANNEL」のシナリオに激しく似てます。
ていうか、酷似してます(爆死)
というわけで、劣化「CROSS†CHANNEL」と言われても仕方のない作品に仕上がっています(爆死)
ゲームと小説という時点で単純な比較はできないんですけどね……
とりあえず、上巻を読んでみての率直な感想としてはそこまで悪くもない、かなと。
比較的分かりやすいループものだけに新鮮な面白さはないけど、設定自体に魅力が多いだけに上巻の時点では程よく謎が提示されててわりと好印象。
過程ももちろん大事ですけど、この手のループもので一番重要なのは結末だと自分は思っているので、何はともあれ下巻次第といったところ。
キャラに関して。
主人公の和也は取り立ててて特徴のない……いわゆるギャルゲ主人公?
要するに無個性に近いってことなんですけど、この手の作品で主人公がこういうタイプなのは……大きなマイナスとしか言いようがないような。
敢えてやってるのだとしたら、何らかの意味(意図)があるのかもしれないけど、現時点ではこれは大きな大きなデメリット。
ヒロインだと思われる亜美は悪くないんだけど、どうにも印象に残りづらいタイプ。
うぅーん、なんかこれ、舞台設定とキャラ設定があんまりマッチしてないよね?
展開が比較的駆け足気味なこともあって、心理描写もちょっと中途半端な感が否めないし。
もう一人のヒロイン候補?な深優はキャラ的には典型的な引っ込み思案のメガネっ子型。
で、主人公と亜美とでぷち三角関係、みたいな?
分かりやすいキャラなだけにこっちはこっちで可もなく不可もなくという印象。
ストーリーを進める上で、進行役として必要不可欠ではあるんだけど、それ以上でもないというか。
どうも主要登場人物3人が3人とも個性不足な気がするのは自分だけ?
それと、メインではないんだけど、いかにも重要そうなキャラ、キーキャラっぽい少女が一人。
彼女に関しても気になる部分は下巻へ丸投げという感じで、上巻の時点では何とも言いがたいんだけど、あまり表に出て来ないことが逆に印象に残らせてる感じ。
ただまぁ、ポジション的に下巻でもスポットが当たらない可能性は高そうだけどね……
役割次第か。
まぁ、とにかく下巻だね、下巻。
良作になれるかどうかは結末次第かと。