
「アンダカの怪造学Ⅱ モノクロ・エンジェル」
角川スニーカー文庫。 (→amazon →bk1)
シリーズ第2巻。
内容的にはわりと前作と同じような……明確な「仲間」がいるというのが最大の違いっぽいですが。
その仲間こと、新キャラの戦橋舞弓(たたかはしまいゆみ)。
王道直進熱血天然系キャラ?(謎)
主人公としては地味なタイプに分類される空井伊依がフォロー役に回ることが多いこともあって、何と言うか、「主人公の仲間」のくせに主人公の数倍目立っているという罠。
物造は威力も見た目も派手だしね。
まぁ、これはこれでありなのかもしれない。
ストーリーの進展としては何と言っても「怪造学会」の裏の面についてか。
わりと王道な学園ファンタジーかと思ってたけど、どうもそう簡単な話ではないようで。
個人的にはこういう捻くれた物語(世界)は大好きなので、今後の展開にはちょっと期待。
魔王の存在も、単なる悪というだけでは片付けられなくなりそう。
そして、もう一つ、魔王と関連していそうな(?)重要キャラ、虚無大公(ゲームオーバー)こと闇宮影文。
彼の性格はかなり好きだなぁ(苦笑)
どういう位置付けのキャラなのか不明瞭ですが、何と言うか「上位存在」みたいな感じかね。
そういう立場にあるにも関わらず、こうやって優しさと隙を見せてしまうところがお気に入り。
とりあえず、単なる王道系にはない「黒さ」が少しづつ浮き彫りになってきてるのが面白い。
日日日氏はありきたりなハッピーエンドとか似合わないと思うしね(爆死)
人間や世界の負の面の描写こそが、彼の最大の魅力であると思う自分としては、もっともっとそっち方面に話が進んで欲しいところ。