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 狂乱家族日記 四さつめ 著:日日日     【ライトノベル雑感】
2006/06/07 15:13

狂乱家族日記 四さつめ
「狂乱家族日記 四さつめ」
ファミ通文庫。 (→amazon  →bk1

前回で広げまくった風呂敷とは別に更に風呂敷広げた感じで、現時点では何ともはや。
ていうか、今回は特殊な構成ですよね。
総ページ数480ページ近くと、ファミ通文庫の中ではかなり厚い方に入りそうなボリューム。
それもそのはず、今回は2つの話を同時進行してるんですよね……
最終的に一つの場所に収束するから、全く別の2つの話ではないんですけど、これ分冊も可能であったように思います。
敢えて1冊にしてきたのは3巻あとがきでの「4巻からは起承転結の結になる」発言があるのかもしれない。
「転」までは3冊だったのに、「結」だけ延々と続くことになるとバランス悪すぎますからね(苦笑)

内容的には雹霞メインの話と、千花メインの話を同時並行して進めつつ、最終的に乱崎家の話へと繋げる感じで。
家族の出番がほとんどなかった3巻と比べると本筋に戻ってきた感じ。
(3巻は今後に向けての伏線の準備という意味合いが強かったしね)
雹霞の話は悪くはないけど、特別思うところもなくわりと地味な印象。
これで雹霞の過去は大体描き切ったのかな。
ていうか、ラスト、ほんのちょっとの出番だけで月香が美味しいところを掻っ攫っていった感じね(苦笑)
色んな意味で卑怯なキャラだと思うよ。<褒め言葉

千花の方は比較的ギャグ要素が強めだったかな。
新登場のクラスメイト(&元番長)はあからさますぎる気がしないでもないけど。
ていうか、千花はクラスメイトや凶華との掛け合いが絶妙。

そして、事件自体は一応の解決を見せつつも、しっかり次に続いてるようで。
今後の鍵となりそうな新キャラ、平塚雷蝶(ひらつからいちょう)は第一印象では死神三番と被ってるように思えたけど、元死神二番だということで、それならまぁそういうもの(=似てるのも当たり前)なのかなぁ、とぷち納得。
イマイチその危険度というのが伝わってこないんですけど、こんな経歴の持ち主を強制的に超常現象対策局の局長に就任させてしまえる「黒幕」の正体が気になりまくり。
普通に考えれば、「国家」の上の方にいる人物ってことになりそうですがー

ただまぁ、なんていうか、当初の家族モノとしての魅力は希薄になりつつありますよね(爆死)
物語としては面白くなってるんだけど、別に家族モノじゃなくても成立する部分が多すぎるように思う。
まだ結論を出すのは早計かもしれないけどねー
既に6巻までの刊行が決まってるみたいなので、完結は早くても7巻?
なんだかんだで結構な巻数になりそうですね……