« わたしたちの田村くん2 著:竹宮ゆゆこ | メイン | 第11回NHKマイルC »
 蟲と眼球と殺菌消毒 著:日日日     【ライトノベル雑感】
2006/05/05 12:01

蟲と眼球と殺菌消毒
「蟲と眼球と殺菌消毒」
MF文庫。 (→amazon  →bk1

まず、この作品が出ていることを知った時の感想。
「あー、シリーズ物だったのか……」
てっきり完結したものだとばかり思ってたよ。

というわけで、「蟲と眼球とテディベア」の続編。
「蟲と眼球とテディベア」の感想を見てもらえば分かる通り、シリーズ物という可能性を全く考えずに感想書いてます。
「テディベア」の方のラストで無理やり次に繋げる終わり方になったのは、やっぱり続編があったからなんだろうなー
今思い返しても、あのラストは不自然すぎたし。

話をこの作品に戻して。
ストーリーは相変わらず。
なんていうんでしょうかね、ぷちグロ系?
そこまで細かく描写されてるわけじゃないので、気分が悪くなるとかそこまでじゃないけども。
わりと無意味な……必要不可欠であるとは思わない暴力的な描写が結構あるのは事実で。
結局のところ、イマイチ分からない作品ですよね、これ(爆死)
テーマが不明瞭すぎる。

でもって、前回の不自然な救済エンドの微妙さを吹き飛ばすかのように、今回はとても自然なバッドエンド。
この辺は流石に日日日氏だなぁ。
偶然かもしれないけど、前回の微妙な救済エンドのおかげで、今回のバッドエンドが余計に際立って見えますね。
読み終わった直後は「うはwwwこれで終わりかよwww」と笑うしかなかったですから(爆死)
まぁ、1巻と違って明らかに次回へと続く終わり方なわけですけどね……

キャラに関して。
眼球抉子ことグリコ。
前回と違って、グリコが今回は最初から最後まで主人公してましたね。
逆に賢木&鈴音ペアはもう完膚なきまでにサブキャラに降格。
むしろ、今回初登場のサブキャラよりも印象薄すぎて、ここまでくると可哀想にすら思えてきます。

テディベア。
序盤で登場しただけですけど、そう言えば前回は出てこなかったっけか……?
だとすると、何で何も不自然に思わなかったんだろうか。
「蟲と眼球とテディベア」とタイトルにあるにも関わらず、テディベアが作中に出てこないってのは不自然極まりない話だと思うんだけど(汗)
どうでもいいですけど、日日日氏は西尾維新系のネーミングセンスとか好きそうですよね(爆死)
とりあえず、これから敵として登場しそうな奴らの名前だけ挙がってたので、メモとして列挙しておきますね。
涙声(メロディアノイズ)、破局(ポイズン)、最弱(アルティメットシールド)、不快逆流、一人部屋、神蟲天皇(じんむてんのう)、殺菌消毒。
今回の敵は殺菌消毒だったけど、どうも順番に一人づつ出てくるというわけでもないみたい。

嘆木狂清(なげきくるきよ)、刑事。
変態刑事とはいえ、ポジション的に面白い立場にありそう。
グリコ達とは違って、エデンの林檎を所持せずに、あくまで一般の側にいる人間だしね。
でも、変態だけどね(爆死)

籍口無法(ぜきぐちなしのり)。
戯言シリーズの狐面の男っぽい感じがしませんか?w
狙ってるのかもしれないけど、あからさますぎる気もしないでもない。


日日日氏の文章やら作風やらは大変気に入ってますので、よほどのことがない限りは彼の作品はしばらくデフォ買いです。
この作品は面白さも含めて、色んな意味で不明瞭なので他の人にはまず薦められないのが辛いところですがー