
「わたしたちの田村くん2」
電撃文庫。 (→amazon →bk1)
面白かった……よ?<何故か疑問系
ただねぇ、あの終わり方はあんまり好きじゃないなぁ。
これ以上続けずにすっぱり終わらせる一つの方法ではあると思うんだけど。
「田村君の波乱万丈な恋愛はこれからも続く……! 竹宮先生の次回作にご期待下さい」みたいな?
結論出さずに終わるのは逃げに見えなくもないからなぁ。
仮に「君が望む永遠」とかで、こういう結末をトゥルーエンドとして用意してたら絶対賛否両論でしょう。
まぁ、向こうとはコンセプトとか違うから単純比較は出来ないんだけども。
しかも、これ、結局二人(松澤と相馬)が一度も出会ってないんですよね。
巷で話題になってる(?)松澤派、相馬派に関しては自分はどちらでもないかなぁ。
相馬に関しては昨今の(個人的に萎えすぎた)ツンデレブームのおかげで、ツンデレ=ウゼーの認識なのであんまり印象が良くならないのが致命的。
それまでは特別嫌いでもなかったんですけど、今の自分にはツンデレはウザさの象徴。
「お前みたいなキャラもういいよ、勘弁してくれ」という気持ちが少なからず生じてしまうのです。
相馬というキャラ自体は嫌いじゃないんです。
ただ、そこに「ツンデレ」という分かりやすい記号を通すことで拒絶反応が(苦笑)
そんなわけで、特に気になる要素のない松澤の方が強いて言えば好きです。
でもそれ以上に自分は田村派ですかね(爆死)
いやだってこの作品は松澤でも相馬でもなく、田村君のキャラクターで成り立ってる物語でしょう!?
松澤も相馬も代用は可能だと思うけど、田村君の代用はそう簡単なことではないと思いますよ。
何ていうんでしょうかね……
後期エロゲ主人公の、ある意味極まった感じとでも言いますか。
どうでもいい解説。
初期エロゲ主人公:名前変更可能、作中で無駄に台詞を吐かない、CGなどでは髪の毛で顔が隠れる……など、プレイヤーが自分を重ねやすいように個性を極限まで薄められたキャラ。
一昔前のエロゲでは主流だったように思うけど、最近はむしろこういう主人公の方が珍しい。
後期エロゲ主人公:名前変更不可、台詞や言動が色んな意味で派手、CGでもしっかりと顔が描かれる……など、あくまで登場人物の一人として存在するキャラ。
以上、解説終了。
とりあえず、田村君最高!ってことで(爆死)
それ以外の点に関しては何と言っても、おまけの外伝……?
1巻の時もありましたけど、今回はちょっと……
この話を書くために50ページも割く必要があったのか疑問。
少なくとも、自分は本編のあの終わり方に不満いっぱいなんで。
もう50ページ本編が長ければ、また違った終わり方が出来たんじゃないのかなぁ。
しかも、このおまけ話がありきたりすぎて面白くない。
2巻という限られた中で一つの物語を終わらせたことは評価したいけど。
続編の可能性はないわけじゃないらしいし、これで安易に続編出ちゃったら、この巻の評価は急落間違いなしですね、残念ながら。
面白い作品だったんですけど、色々と気にかかる部分も多い作品でした。