
「銀盤カレイドスコープ Vol.5 ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules」
スーパーダッシュ文庫。 (→amazon →bk1)
アニメも絶賛放映中な「銀盤」シリーズの最新刊。
4巻ではヨーコがメインでしたが、今回はいつもようにタズサがメイン。
内容は特に語ることもないというか。
うーん、これと言って特徴のない話ですよね(爆死)
6巻の内容には少なからず関わってくるんだろうけど。
とりあえず、今回スポットが当たってるのは初登場のキャンディというキャラなわけですけど。
彼女の立ち位置がいかにも微妙。
あまりにもあからさまな道化役というか。
ぶっちゃけ、タズサの方が圧倒的に凄いなんてことはみんな(読み手は)分かってるんだから、わざわざこんな話をやらなくても……という気もしないではない。
キャンディも序盤のタズサとの出会いのあたりはわりと良かったんだけどねぇ。
中盤以降は完全に道化で、見てて切なくなってくる。
まぁ、狙ってそういうキャラにしてるんだろうけど、キャンディは6巻以降でどういう位置づけのキャラにするつもりなのかなぁ。
6巻でチョイ役として出て、それ以降は出番なしという可能性も高いけど(爆死)
あとはまぁ、基本的にはいつもの通りで。
タズサはなんだかんだで変わってますよね、ピートと出会う以前とそれ以後で。
特に今回のオルガやアレッサ、ステイシーとの会話を見るとなんていうか、普通に仲良くて微笑ましい。
とにかくドミニクとの仲が悪いという印象だけが強かったので、他のアスリートとの仲もそんなに良くはない?みたいに思っていたので、このあたりの会話はかなり意外というか。
それと、3巻のオスカーとの話(恋愛)を上手い具合に持ち出してきてたのは好印象。
個人的には最大級の評価をした1・2巻の直後ということもあって3巻の評価は特に低いんですけど、こういう風にシリーズモノとして活かすことは出来るんだなぁ、と。
ストーリー的には次の世界選手権が楽しみ。
4巻の番外編のような話を続けない限り、そう遠くないうちに完結する(完結せざるをえない)でしょうしね。
当初はシリーズ化は失敗とも成功とも言い切れないと思ってきましたけど、今はわりと賛成派かなぁ……
このまま番外編混ぜつつ10巻以降まで続いたりしたら流石に幻滅しますけど(苦笑)
それにしても。
この作品のラストを完全なハッピーエンドにするためにはやっぱり彼の復活が必要な気もしないでもないんですけど、どうなんでしょうかねぇ。
今回のエアーとの一連の会話とかを見る限り、タズサの恋愛面で何らかの決着をつけるにはそれしか方法がないようにも思えます。
まぁ、どうせ2巻のラストのような文句のつけようがない完璧なラストというのは、もう一度は出来ないだろうからねぇ。
ご都合主義だとしても、そういう終わり方の方がすっきりするかもしれない。
基本的にご都合主義的なハッピーエンドは反吐が出るくらいに嫌いですけど、こういう場合は仕方ないかなーと。