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 電波的な彼女 ~愚か者の選択~ 著:片山憲太郎     【ライトノベル雑感】
2005/09/15 12:22

電波的な彼女 ~愚か者の選択~
「電波的な彼女 ~愚か者の選択~」
スーパーダッシュ文庫。 (→amazon  →bk1

続編なら2とかつけて欲しいですよね。
これで終わらせるつもりならまだしも。

で、内容。
相変わらずキャラは良いし、テキストも読みやすく、構成も無難なんだけど、ストーリーがどうにも。
いかにも怪しげなキャラが出てきて、いかにも怪しげな言動取って。
普通はそういうのはブラフというかミスリーディング誘うもので、犯人は意外な人物!(特に主人公の身近な人)というのが王道だと思うんだけど。
この作品はその一番怪しげな奴が結局は黒幕だったというわりと実も蓋もない話。
まぁ、黒幕よりも事の背景の意外な真相を隠すためにわざと分かりやすくしてるのかもしれないけど。

新キャラの斬島雪姫(きりしまゆきひめ)に関してはうーむ、アレか、何ともギャルゲちっくな(爆死)
刃物持つと人格変わるってベタすぎるなぁ(苦笑)
カッターナイフを相手の鼻の穴に突っ込んで「死ぬか?」のあたりはかなり笑わせてもらったけども。
何か、普段の性格も含めて、某戯言シリーズの姫ちゃんが思い浮かんだり。
今後、姫ちゃんと同じような末路辿ったりしないかなぁ……って普通の作品じゃ無理か。
ともあれ、比較的好きな部類のキャラではあるものの、ちょっと狙いすぎかなぁ。
ヒロインであるはずの雨は今回やたら印象薄かったし。

事の真相に関しては何とも言えない後味の悪さはわりと好み。
いいよね、こういうの(爆死)
これは事件ですらないと終始言われてて、その意味に気づくと、なるほどと思わせてくれますな……
全ての人間がこういう奴らばかりじゃないのは分かってるけど、こういう人間は意外と多いと思うし。
全体的にはかなり好きな部類に入るかと思われ。