MF文庫。
すげー面白かったです、としか言いようがないわけで。
ジャンルとしてはラブコメ……なのかな。
幼馴染の女の子から告白されて、その返事を保留したところ、その直後に事故でその子が死亡。
しかし、この世界では死んだ人間(の一部)がゴーストになるゴースト化現象が起こっていて、ゴーストになった幼馴染につきまとわれたりするようになったところに、電波系の後輩少女が絡んできて、事件が起きたりする話。
ターゲットは完全にオタ。
エヴァやゲッターをはじめとしたそっち系のネタ満載で。
元ネタを知らないと楽しめないというわけでもないけど、アニメも漫画も読まない人だと微妙かなぁ。
とりあえず、ただただごちゃ混ぜにしてるようで、その実、要所要所で効果的に使ってるだけで、読み終わってみると、そこまでネタまみれというわけでもないんですけど。
読んでる間は終始ネタまみれな雰囲気があったりも。
ストーリーは特筆すべきこともなく。
不条理系?
デートに行ったデパートでテロリストの襲撃に偶然出くわして、その一人に銃口突きつけられたので、何とか説得して主人公と電波少女が何故かその拳銃でロシアンルーレットすることになるという。
読んでない人には何のことやら、全く意味が分からないと思いますが。
ぶっちゃけ、自分も何でそういう展開になってるのか良く分からないです(爆死)
要するに何だかよく分からないけど事件に巻き込まれて、何だかよく分からないうちに解決しちゃったよ、という感じで。
まぁ、こういう作品にストーリーを期待するのは無意味なのでこの辺にしておこう(苦笑)
キャラに関して。
何と言っても、主人公の久遠悠紀が最高すぎ。
この手の作品はヒロインの個性がやたら強くて、主人公はあんまり特徴のない、わりと平凡な感じだったりすることが多いですが。
この作品の主人公は個性強すぎ。
ヒロインも電波少女もかなり個性的ですけど、その二人を遥かに上回る個性派で。
いやーこういうキャラ大好き。
嘘吐きという設定とか、あまりにストレートすぎる物言いとか、個人的にツボすぎ。
ラノベでは「終わりのクロニクル」の佐山以来久しぶりの大ヒット。
結論として、最初にラブコメと言いつつ、ラブコメではないですね。<どっちだよ
わりと新感覚ノベルっぽいかなぁ……
「撲殺天使ドクロちゃん」(著:おかゆまさき)とか。
あんなに濃くもないですけど、方向性としてはわりと近い気がしないでもない。
あっちよりは全ての面で上回ってると思いますけどね(苦笑)
何やら2巻は激しく評価が割れてるみたいですけど、そっちも楽しみ。