角川スニーカー文庫。
ザ・スニーカーで連載されてる、番外編をまとめて書き下ろしを加えたもの。
とりあえず、表紙の亜梨子(ありす)が激萌え。
るろおさんの絵は元々萌え要素が高かったけど、本編3巻あたりから更に良くなってきた気がする。
巻頭のカラー挿絵は勿論のこと、中のモノクロの挿絵も萌えまくりでヤバイですよ。
スニーカー文庫は挿絵が多いということを今回ほど有難いと思ったことはないです。
全然関係ないんですけど。
最近エロゲーであまり萌えを感じなくなったけど、ライトノベルでは逆にそういうのが増えてきたなぁ。
エロゲーに萌えを求めなくなった代わりに、ライトノベルで萌えを補充しようとしてるのかも。
まぁ、全くもってどうでもいい話ですけど。
で、中身。
連載された短編3つと、書き下ろし中編1つという構成で。
基本的に完全に続き物になってますね。
この手の短編はわりと1話完結型になってる場合が多いけど、この作品は順番通り読まないと分け分からなくなりそう。
書き下ろしの中編も収録されてる3つの短編の続きとなってるので、スニーカーの連載だけ読んでても理解不能になりそうだなぁ。
要するに毎月ザ・スニーカー買ってる人も文庫を買って読めよ、ってことなんでしょうが。
話は本編が始まる2年前という設定。
大助とかが今と比べても全然変わってないのが何というか微笑ましい。
あと、ヒロインの亜梨子がるろおさんの絵だけじゃなくて、性格まで素晴らしかった。
勝気でいて武術を嗜んでるお嬢様って設定だけで大満足です(爆死)
岩井恭平氏はキャラの内面描写というか、内に秘めた感情の描写が凄く上手いですよねぇ。
メインの登場人物は全員少年少女で、しかも、本編より2年前の話だからみんな中学生。
そういう年代の少年少女をメインの登場人物としつつ、彼らが望むことがただ「生きていたい」ということだったりして。
明るいキャラとテーマの重さととのギャップが良いです。
スニーカーの連載は読んでないので分からないんですけど、この話ってまだ続いてるんですかね?
一応区切りは付いてるし、次のbugの2巻では全く別の話になってても驚かないけど。
個人的には亜梨子というキャラが凄く気に入ったので、出来れば亜梨子は登場して欲しいかな。
何となく、いつかは本編の方にも出てきそうですけどね。
本編が始まるまでに2年間の間に死んだりしてなければ、ですけど……
いや、性格的に長生きできなそうなキャラなので、それだけが心配。
とりあえず、「ムシウタ」シリーズが好きな人なら確実に満足できる内容かと。
あとは勝気なお嬢様、槍を振り回して戦うお嬢様、とかのワードに反応できる人なら楽しめるかと(笑)
このシリーズは何気に萌えキャラが多いのが素晴らしい。
彼女たちのほとんどが報われないというか、悲壮感漂ってるというか、儚げな感じなのが更に良いです。