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 アリソン2 真夏の夜の夢 著:時雨沢恵一     【ライトノベル雑感】
2004/08/01 06:30

電撃文庫。

おもしれー!
……と、1巻の感想と同じ台詞で始めてみる。
それにしても、何と言いますか、色んな意味で凄い作品かも。

設定が興味深いとか、キャラが面白いとか、ストーリーが凝ってるとか。
一口に「面白い作品」と言っても様々なパターンがあると思いますが。
この作品は上のどれにも当てはまらない感じなんですよね。
「作品として面白い作品」でも言うか。
設定、キャラ、ストーリーなどの要素を全てひっくるめて「面白い」んですよ。
一つ一つを要素として取り出してみれば、そこまで特筆すべきものでもないのに。
それの要素が集まって一つになることのよる相乗効果が凄いことになってる。
だから、「どこが面白いの?」と聞かれても、「ここが面白い」とは答えられない。

今回のストーリーは前回はサブキャラっぽい位置づけだった、ベネディクト少佐(少尉から一気に昇進)をメインにした話で。
いや、前回も良いキャラだなーとは思いましたけど、今回のベネディクトは更にカッコ良くなってますな。
それでいて、アリソン&ヴィルにもちゃんと見せ場があるし。
ヴィルの戦闘機上からの狙撃とか、もう最高ですよ。
ストーリーに関しては言うことなしです。

残念なのは、次の3巻で完結してしまってるということ。
(3巻は上下巻なので、正確には次の巻は最終巻ではありませんが)
もっと、アリソン&ヴィルの活躍を、冒険を見たかったのになぁ。


最後に恒例のあとがき。
毎度の事ながら、時雨沢さんはやってくれる(苦笑)
今回は「よこがき」だそうで(爆死)
あとがきのページだけ文字が横方向に印刷されてるのを見た時は爆笑。
こういうことをやろうと思う筆者も筆者だけど、それにOKを出してしまう電撃の編集さんは最高だね。
こういうのって、電撃以外のレーベルだとまず却下されそうな気がします。
電撃は比較的柔軟なところがあるから出来るのではなかろうか。