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 GOSICKⅡ-ゴシック・その罪は名もなき- 著:桜庭一樹     【ライトノベル雑感】
2004/07/20 20:29

富士見ミステリー文庫。

富士見ミステリー文庫の中では、比較的ミステリーとしてまともと言われているこの作品ですが。
2巻は正直……ミステリーとしては三流かなぁ(苦笑)
何というか、トリックとそれを解明する流れが微妙。
トリック自体も某名探偵コナンで使われそうな感じのもので。
謎が解明された時の反応が驚きとかじゃなくて、「ふぅーん」とか「へぇ……」って感じなんですよねぇ。
犯人も捻りがないし。
そんなわけで、ミステリーに期待して読むとかなり期待ハズレ。
フォロー入れるとすれば、1巻の時もそうだったんだけど、2巻でも過去の事件と現在の事件を平行して描いているのが特徴の一つで、それはわりと成功してる気がしないでもない。
他のミステリー小説との違いをつけるという点においてね。

まぁ、それでも結局のところ、ミステリーとしては微妙という結論に落ち着くわけですが。
ただ、この作品はトリックやその謎解きをメインで楽しむ作品ではないと思うわけですよ、自分は。
じゃあ、どこを楽しめばいいのかと言えば、それは言わずもがな、ヴィクトリカに萌えること(爆死)
261ページの挿絵とか、ヤバイヤバイ。
ヴィクトリカが瞳に涙を溜めて、頬をふくらませてる挿絵ですが、破壊力は核爆弾級ですよ!?
ぶっちゃけ、この挿絵だけで大いに満足。
「まぶらほ」と比べるのは、大変失礼な話ですが。
この作品もかなり挿絵の影響が大きいですよね。
中身(ストーリー)が面白くなくても、この挿絵のために買っても良いと思うぐらいですから。

とりあえず、次巻以降も挿絵の変更でもない限りは楽しみ。
はっきり言って、ミステリーは味付け的なサブの要素で良いと思うんですよね。
下手にそっちに力入れると、キャラの描写が少なくなったりと逆にイマイチな作品になりそうですし。
個人的には今のままの、ヴィクトリカ萌えにちょっとミステリー要素というのがベストなバランスだと思います。