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 終わりのクロニクル1<上> 著:川上稔     【ライトノベル雑感】
2003/06/26 14:36

電撃文庫。

ぶっちゃけ、絵買いだったわけですが、想像以上に面白かったです。
今月の電撃の新刊の中では一番の当たりではないだろうか。
基本的には設定燃え系の作品で、概念戦争だとか、神州世界対応論だとか、小難しいけど興味をそそられる設定がたくさん出てくるのがポイント高し。
某ハルヒでも、SF系の設定は微妙に出てきたけど、あっちは上辺だけというか。
要するに説得力がなくて。
こっちは、上手くはったりをきかせてる感じで読んでて非常に面白い。
(多少読みづらいかもしれないけど、この手の独自の設定がたくさん出てくる作品は最初は大抵読みづらいものだと思うので)

これらの設定だけでも十分面白いのに、更に輪をかけてこの作品を面白くしてるのが個性的すぎるキャラクター達。
単に個性的なけじゃなくて、個性的すぎるのが最高です。
一番のヒットは何と言っても、主人公の佐山御言
彼の性格、かなり好きです。
ライトノベルの主人公でここまで良い性格してるキャラは中々いないですよ。
性格破綻度で言えば「魔術師オーフェン」の無謀編(短編)のオーフェンと肩を並べられるくらいです。

それと、主人公以外のキャラもかなり自分の好み。
メインヒロインと思われる新庄とか。
性格&言葉遣いがどうにも某タイヤキ娘っぽい気がしてしまい、初登場時から「声:堀江由衣」に脳内変換されてたり(爆死)
ラストでは主人公の部屋で同棲キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
……と思ったら、見事に裏切られてしょんぼり。
というか、あのイラストはどう見ても、おとこには(ry
あやうく萌えそうになったじゃないですか!(謎)
危ないところでしたよ。

そんなこんなで、結論としては大当たりと言っていい作品だと思います。
ページ数が多いのが難点ですけどね(苦笑)
(読むペースが人より遅い自分は読み終わるまでに10日近くかかりました)
しかも、今回上巻で、来月には下巻が発売予定であり、上下巻合わせると値段が¥1400になるという恐ろしさ。
この巻でさえ400ページ近くあるわけだから、下巻は400ページ超えもありうるわけで。
もはやライトノベルじゃないような気もしないでもない(汗)
それでも、続きがめっちゃ楽しみなことには変わりないですけどね♪


この作品にハマって、他の都市シリーズにも手を出してみようかと思ったものの、時間的理由と積み小説の現状からして、しばらくは無理だなーと判断。
この作者、巻末の著作リスト見ると、同じシリーズしか書いてなくてびっくり。
秋山瑞人氏とか、電撃はシリーズものがそう長く続かない印象があるだけに。
同じシリーズって言っても、その中でも区分されてるから、正確にはちょっと違うのかもしれないけど。