前回久しぶりに更新したほんの数時間後にまさかメインPCがお亡くなりになるとは誰が想像しただろうか……
とても困りました。
電源は生きているみたいなのですが、BIOSが起動しないのでマザーボードあたりに問題がありそうですが、PC初心者なのでどうしようもない。
今更新に使っているノートPCは一度完全に沈黙した(起動不可状態になった)後に、数ヶ月ぶりに電源入れてみたら何故か復活していたというシロモノで。
しかも、内部のファンが動いていないので起動して数分で温度がヤバくなります。
それでもサブで動かす場合は扇風機などを使って無理やり使用していたもので、当然ながらこれを代役にするわけにもいかず。
(これを書いている今も横の扇風機から吹き付ける風で手が凍えそう!)
かといって、先週書いた通りラノベ1冊買うのすら困難な中では新しいPCを購入というのもなかなかハードル高いです。
やはりなんとかアルバイトでも見つけるべきか……
むしろ桃鉄とか買ってる場合じゃなかった!
そんなわけで、久しぶりにネットも満足に見られない状況でぐんにょりです。
でも、そのおかげで意味もなく日記を更新できるのです。
やること(やれること)なくて暇なんです。
ホントどうしたもんでしょうかね。
そういえば、更新してない間にweb拍手でコメントくださった方、どうもありがとうございます。
コメントが残せる期間が2週間くらいしかなかったから、チェックめんどいな!ってことでずっと放置してたんですが、いつの間にかずっとコメント残るようになったんですね。
あと誰だか分かりませんが、うちのサイトのamazonアフィリエイト経由で買い物してくださった方もどうもありがとうございます。
トップページにすらAAのリンクはないのにわざわざ踏んでくれる人がいるとは驚きです(爆死)
特に「秋田禎信BOX」をお買い上げの方は是非感想を頂けると嬉しいです。
楽しみにしてたけど、7000円という値段の壁を越えることができずに結局自分は入手できなかったので……
まぁ、半分はウェブで公開されてたからいいんですけど、書き下ろし読みたかった~
年末にサーバー更新がありました。
そこで何か書く気だったのですが、結局何もせずに年明けに。
もはや日記どころか年記になりつつあります
年末にWiiの桃鉄を買えたので最近はそれをやってます。
桃鉄はSFC以来なのですが、気軽にネット対戦できるゲームは面白い。
ランダム対戦だと3年決戦しか遊べないのが残念なところですが、仕方ないとも言えるしね。
自分は地理とかあんまり得意ではないので、最初は地名もSFC時代の駅名くらいしか分からずに苦戦しました。
ようやく登場する駅名はほぼ覚えられたかな~
大まかな日本の地名を覚えるのに桃鉄ほど有意義なゲームはないと思います(爆死)
物件も実名こそ出てないものの、リアルで「この製品の会社かー」と分かるのがあって面白いです。
ラノベの話。
相変わらず無職生活をしてるので、月に少しのお小遣いをやり繰りする中学生のようなものですが、読みたい本を厳選する作業はそれなりに悪くないかもしれません。
昔みたいに買っても読まないで積むということはなくなりましたしね!
気になる作品が多い月はとても悩みますが(苦笑)
最近読んだのはスニーカー大賞<大賞>受賞作である新井円侍の「シュガーダーク」です。
スニーカー系の受賞作は地味な印象が強いけど、これはまたその王道通りに地味な物語でした。
面白いとは思うんだけど、キャラもストーリーもパッとしないというのが読み終わった直後の感想だったり。
同じく大賞受賞の「涼宮ハルヒの憂鬱」は記憶にある限り酷評したと思うけど、この作品の場合は「ここがだめ!」という部分も思いつかないのが逆に厳しい。
悪い点は見当たらないけど、特筆すべき良い点も見当たらない。
しかもシリーズ化決定というのが個人的には致命傷か。
このキャラ&設定で続編書くよりは新しい作品が読んでみたいのに。
巻末の今回の大賞の選考委員に安井健太郎の名前があったことが一番印象的だったなー(苦笑)
昨年ので、一番印象に残ってるは日日日の「ジャンクガール・ジグ」です。
「アンダカの怪造学」本編もそれなりに悪くない終わり方でしたが、外伝のこっちは最後までツボすぎました。
アンダカ本編の過去の話ですから、既に結末も分かっているにも関わらずむしろ本編よりも面白かった。
あくまで本編ありきの外伝ですが、アンダカはとにかくサブキャラが充実してたんだぁ、と改めて思いました。
滅作もジグも素敵キャラすぎた。
あとは毎度のことながら、自ら決めた中できっちり終わらせてくる藤原祐の「アカイロ/ロマンス」も良かった。
前作「レジンキャストミルク」と比べると、キャラも設定も見劣りしてしまうけれど、それは前作が素晴らしすぎたせい。
チェーンソー持った少女が戦うというコンセプトは大好きですよ(苦笑)
でも一番好きなキャラは秋津依紗子です。
枯葉は性格的にも境遇的にもあまりにヒロインとして非の打ち所がなさすぎて逆に個性は薄い。
それに比べると秋津や木春の方がより興味深いです。
木春はある意味で枯葉以上に子供すぎただけという気もしますけど。
ぷちネタバレですけど、木春派の中で双子だけが救われてる、その甘さもいい。
供子も棺奈もきっとこの未来には満足しているんじゃないかな、と思います。
次の更新がいつになるかは分からないけど、今年の購入予定は以下のような感じで。
年末に出た日日日のガガガ文庫デビュー作は買います。
今月出た御影瑛路の新刊も。
あと気になるのは今月出た富士見のファンタジア大賞の<大賞>受賞作と、2月に出る電撃の新人の作品。
予算的に厳しいので諦めざるを得ないかもしれませんが(汗)
西尾維新の化物語の新刊が春くらいに出ると思うのでそのお金だけは最優先で残しておかなければなりません。
ちょこっとだけ更新。
文章って継続的に書いてないと書けなくなるよね。
そんなわけで簡潔に読んだラノベの雑感を。
「アンダカの怪造学Ⅹ 空井伊依の伝説」 著:日日日
なんだかんだで日日日はきっちりまとめてきます。
伊依以外のキャラの描写が少なすぎるし、アフターフォローも微妙なところなんだけど、あくまで伊依視点での物語は過不足なく描ききってるだけに多分意図的なんでしょう。
それぞれのキャラを掘り下げて書くと冗長になりすぎてしまうデメリットもあるしね。
遊や舞弓は流石にもうちょっとなんか欲しかったけどー
いや、舞弓はまだマシとしても遊が完全に空気なのが切なすぎる。
滅作もエピローグで触れられなかったけど、こっちは「ジャンクガールジグ」の方に期待か。
ともあれ、個人的にはシリーズ通して名作と言える作品でした。
「脳Rギュル」1~3巻 著:佐藤大
あの夢野久作の作品を元に作られた”跳訳”という名の完全新作。
”跳訳”という言葉はガガガ文庫オリジナルの造語っぽい。
原作を読んだことないのでどのあたりからオリジナルなのか分からないのですが、原作は短編みたいだし、概ねオリジナルだと思うのですが、これがまた個人的にツボでした。
「ドグラ・マグラ」など夢野久作の作品が好きな人には是非読んで欲しいね。
他にガガガ文庫の作品はあまり手を出してないのですが、これはレーベルを代表する作品だと思う。
結末がちょっと勿体無い気がするけどね……
一つの事件は終わって、物語としてはこれから!ってところで終わるから消化不良な感が否めない。
続編の予定はないみたいだし、多分売れ行きも微妙だったんだろうけど、ひっそりと続刊に期待です。
「新興宗教オモイデ教外伝」1~3巻 著:原田宇陀児
同じくガガガ文庫の、こっちは大槻ケンヂの「新興宗教オモイデ教」を元にした完全オリジナルな外伝。
元Leafの原田宇陀児が書いてるというのが興味深かったので購入しましたが期待を裏切らない内容でした。
2巻の内容がちょっと横道に逸れすぎだったことだけが残念。
特に1巻のエグイストーリーはかなりお気に入り。
ガガガ文庫はこういった過去の名作のリメイクをたくさん見せてくれるのかと思ってたのに、最近はなんか普通のレーベルになってるみたいで落胆しました。
初期の話題作りのためだったのかなぁ。
「カスタムチャイルド」 著:壁井ユカコ
2005年発売だそうです。
そう言えば「キーリ」も最後まで読んでなかったなぁ。
一言で言えば現代版キーリとでも言うか、根底にあるものは全く一緒な感じ。
面白いんだけど、読み終わったあとに微妙な物足りなさが残る。
ぷち大団円と言える結末が微妙なラインなんですよねー
安易なハッピーエンドにも見えてしまって……
「ダビデの心臓2」 著:スズキヒサシ
2004年発売だそうです。
そんなに興味のある作品でもなかったので、1巻の内容なんて全然覚えてなかったけどわりと問題なかった。
話としては可もなく不可もなく。
もし2巻の内容忘れても3巻を問題なく読めそうです。
3巻は買ってないから買う予定はありませんが……
「赤Xピンク」 著:桜庭一樹
2003年発売だそうです。
もはやラノベを書くことはなさそうな桜庭一樹さんの初期の作品です。
何が凄いってこの作品にゴーサイン出したファミ通文庫が凄いと思う(爆死)
どこをどう読んでもラノベじゃない気がするんだ……
キャラやストーリーに頼らない作品を書く人だけど、この頃からそうだったのねぇ。
キャラは全然印象に残ってないんだけど、この作品独特の雰囲気というか匂いだけがいつまでも鮮烈に残ってます。
著:御影瑛路
電撃文庫
3年ぶりの新作です。
待ち続けましたよ~
「僕らはどこにも開かない」も「神栖麗奈」もツボだったので次の作品を楽しみにしていたのですが、3年も待たされるとは。
関係ないですけど、同時期に作品出したっきりもう3年音沙汰がない電撃の作家がもう一人いるんですよね……
今回みたいに久しぶりに新作出してくれる作家がいる一方で、そのまま消えていってしまう作家もいるわけで。
2006年以降の新人はほとんどノータッチなので感覚がかなりずれてますけど、御影瑛路氏と坂入慎一氏の二人は個人的に電撃の新人ツートップだと思っているので是非とも新作読みたいです。
閑話休題。
「空ろの箱と零のマリア」です、さっくり言えばループ物でした。
同じ1日をひたすら繰り返していく中で、その状況を打破する解決策を探っていく、という王道な展開です。
ここまで分かりやすいと作家の力量が如実に物語の面白さに直結するだけに不安も大きいところなんですよね。
ぶっちゃけて言えば才能のない作家がループ物を書くと、過程から結末まで含めてオリジナリティを出せずに終わりかねない。
そんなわけで少しばかりの不安もあったのですが、読み始めてみると全然大丈夫でした。
やっぱりこの作家は構成や展開も含めて描き方が絶妙だわ~
冒頭から読み手を物語に引き込む手法といい、ポイントをきっちり抑えてあるので読みやすいし、何より読んでて退屈しないのがいい。
ループの回数、というのも一つ大事な要素となるわけですが、この作品は27000回以上ループを繰り返すことになります。
繰り返すのが1日だとしても、実に70年以上です。
普通の人間がこれだけの間、同じ1日を繰り返せば、心が壊れてしまうであろうことは容易に想像がつきます。
ループを繰り返す際に記憶を保持できる人間は限られているのですが、その中でも特にヒロインである音無彩矢に関してはその繰り返しによる変化というものがはっきりと描かれていて、それでもなおこの状況に屈しない強さが凄い。
ちなみに主人公である星野一輝は途中で忘れたり、思い出したりと一貫してないのもポイント。
途中からは音無と協力していくことになるんですけどね……
そしてもう一つ、主人公とヒロインは言うに及ばずですが、サブキャラとなる脇役の使い方も上手い。
いてもいなくても変わらないキャラクターが存在せず、きっちり役割分担されていてどこまでも過不足がない。
この手の限定空間のループ物というのは、それを引き起こしている者はほとんどの場合内部にいるわけで。
犯人(という言い方は適切ではないかもしれないけど)の予想は比較的立てやすいんですよね。
物語に登場しない第三者の関与がある場合もありますが、この作品の場合はまず最初にその第三者が登場した上で、この事態を引き起こしている原因は内部にあるということがはっきりしているので余計に容疑者は絞りやすい。
にも関わらず、結局最後まで翻弄されてしまう。
ミステリの基本であるミスリードの手法が古典的ながらもしっかりしてるのが一つの要因なのかな……
少しだけ期待外れだったのは主人公の親友であり、(音無を除くと)一番聡明である大嶺醍哉はもっと鍵となる存在なのかと思ってたのに、実は唯一代替可能なキャラというのが何とも皮肉。
いや、それは狙ってやっているのかもしれないけど、個人的にこういうキャラは大好きなだけに扱いがちょっと勿体無い感じがしてしまってね……
むしろ、臼井陽明が一見地味キャラに見えて、役割も含めて印象的すぎた。
「お前が星野一輝を敵にするのならば、永久に死なない俺を敵に回すぜ」
あまりにもストレートで、思わず笑ってしまいそうになるけれど、それでもここまで心強い台詞もなかなかお目にかかれない。
桐野心音と茂木霞に関しては全体を通してみるとどうしても音無の存在に圧倒されてしまっているのが少し残念。
特に茂木霞は物語の鍵でもあるはずなのに、役割上あんまり目立てないのが可哀想だったなぁ。
ラストも完全に音無に全部持ってかれちゃったし。
第三者に関して。
結局詳しい説明はほとんどなくて、でも少しだけ描写されてる部分を見ると、彼(彼女?)と”箱”の存在理由というのは前作「神栖麗奈」のことを思い出さずにはいられない。
根底の部分で非常に似ているんですよね……
このあたりが作者の描きたいことなのかな。
ただ読み手を楽しませるだけのエンターテイメントではない、伝えたいことがある(感じ取れる)作品というのはラノベでは本当に珍しく貴重。
そんなわけで、非常に満足の一冊でした。
最近の新人に手を出してる余裕はないので(財政的に無理なので)、どうしても自分が手に取れる作品というのは限られてくるけど、その限られた中でこういう面白い作品に出会えるのは嬉しいねぇ。
今の自分にとっては数少ないデフォ買い作家なので、次の作品も楽しみにしています。
著:岩井恭平
角川スニーカー文庫
ついにbug最終巻。
29話「夢降る呼び声」
最終決戦直前の、束の間の、そして最後の安らぎの一時が何とも言えず。
大助が亜梨子に詩歌のことを話したというのは大きいよね、今後のことを考えると。
詩歌と亜梨子が出逢うことがあれば、ですが。
恵那が最上の時から一気に落とされる様が非常に物悲しい。
「ずっと一緒にいたい」というのはある意味大助の本心の一部ではあるのだろうけど、だからといってそれを実行することはこれまでに背負ってきた全てを放り投げることになる。
恵那にとっては残酷だけれども、出逢った瞬間からこの決別は避けられないものだった、と。
それはいいとして、最終決戦に教官の弟子代表として伊砂姫子が参戦というのが一番意外だったかもしれない。
しかも戦力としてかなり期待されてる!
30話「夢忘れぬ眠り」
亜梨子と摩理の答えあわせ。
”二人”が動かないまま進む”大喰い”との戦い。
相変わらず底の見えない”大喰い”に大苦戦。(相変わらずというか、時系列的にはこれが最初の戦いか)
そんな窮地に”司書”が大活躍というか、何と言うか、これ凄くない?(爆死)
”司書”の能力は時間稼ぎに最適ってことなんだろうけど、あの”大喰い”相手にたった一人で時間稼ぎができるって、ある意味で一号指定級じゃないかと……
あのハルキヨが別れの言葉を告げてるあたり、自らの命を覚悟の上での足止めだろうしね。
そして、一玖皇嵩も登場してクライマックスへと進む中、ついに摩理が答えを出す。
31話「夢輝く祈り」
摩理が答えを出したことで解決かと思いきや、更に泥沼化するまさかの亜梨子。
正直これは一玖の言葉通り滑稽の一言に尽きる。
ハルキヨに言うように、ぶっちぎり一位の期待はずれすぎる。
ここにきて、それはないわー
亜梨子株大暴落すぎる……
よしんば最初からそういう思いを抱いていたとしても、既に摩理が答えを出しているのに、その答えを受け入れられないというのはあまりにも悲しい。
しかもこの状況で「逃げましょう」とか言われたら、もう泣きそうですよ!
それはないわー(苦笑)
そんな愚かしい様を見せ続ける亜梨子と違って、残された最後の手段に出る”アキ”がまたカッコいい。
”かっこう”と”アキ”の二人の関係は凄く好きだなぁ。
それだけにここで”アキ”がいなくなってしまうというのがとても残念。
もしも”リナ”がこの場所に来ることができていなたなら、また違った未来があったのかなぁ。
そしてついに”かっこう”とハルキヨの共同戦線。
いつか実現しないかと思っていた一号指定の二人の共闘!
最後の一撃のために倒れる姫子と、香魚遊!
それでも倒せない”大喰い”を前に、やっとこさ亜梨子が吹っ切れた……と思いきや成虫化!
32話「夢架ける銀蝶」
何とか成虫化を押し止める亜梨子。
ハルキヨと亜梨子のペアは何気に悪くないですよね。
大助が詩歌のことをどう思ってるのかイマイチはっきりしないからアレだけども。
”大喰い”から恵那を守るために、その夢を完膚なきまでにぶち壊す”かっこう”はまた傷だらけ。<外傷的な意味だけじゃなく
クライマックス。
一玖の虫ごと、自分の成虫化寸前の”虫”を眠らせる亜梨子……
これで”眠り姫”の出来上がりなのね……
最後の力で”大喰い”と相打ちを考える大助を止めるのがハルキヨというのがまた何とも。
基本的には凄く子供っぽいハルキヨだけど、こういう時はしっかりしてるよね。
エピローグ。
恵那と多賀子に対して何も言わないというのが大助らしい。
ついでに亜梨子父は出番僅かのわりに妙に印象に残りました。
一之黒家は特別な存在みたいだし、亜梨子の件も含めて本編で出番があるかもしれない。
そしてそれより何より、個人的に大のお気に入りであった狗狸坂香魚遊が欠落者に~~~
あああああ、これでもう本編では出番なしなのかーーー
がっくりです、無念です。
一玖のせいでこんなことに……
姫子も戦線復帰は絶望的だということだし、こっちも本編では出てこないんでしょうね。
ラストは土師も姿を見せて、これでbugは完結と。
概ね予想通りではあったけどやっぱり亜梨子(と一玖)の存在が今後の鍵なのかなー
何はともあれ、あとは本編をきっちり終わらせられるかどうか!